現在、チェーン業界は深刻な人材不足に悩まされており、新たな人材開拓の必要性に迫られています。そこで、パートタイマーの定着を促す、多様な働き方を提示する等、人材開拓を進めるために限定正社員制度を導入する企業が増えています。他方で、限定正社員制度の設計は既存の正社員制度との差異やパートタイマーの労働条件との関係で様々な事項を検討しなければなりません。
また、労働契約法の改正により導入された有期雇用契約者の無期転換制度において、無期転換後の労働条件をどのようにするかについても、限定正社員制度の設計が影響してきます。
そこで、本講座では人材開拓・人材定着の観点から、限定正社員制度の設計、無期転換制度の設計についてご説明いたします。

【主な内容】
・限定正社員制度の目的
・導入事例
・限定正社員制度の問題点
・限定正社員制度の設計
・有期雇用労働者の無期転換権行使制度の設計
・改正パートタイム労働法との関係

【開催日時】
平成28年4月28日（木） 15:00～17:00

【会　場】
当協会会議室
東京都港区虎ノ門3-6-2 第2秋山ビル1F

【講　師】
弁護士 神田 孝 氏（弁護士法人心斎橋パートナーズ・代表社員） 1963年大阪府出身、早稲田大学法学部卒業。チェーン・ビジネスを専門とする日本で数少ない弁護士であり、フランチャイズチェーン、レギュラーチェーンの顧問を多数務める。主な著書に「フランチャイズ契約の実務と書式」（三協法規出版・2011年）、「事例で分かる外食・小売業の労務戦略」（レクシスネクシス・ジャパン・2015年）等がある。
【参加費】
JFA会員対象：無料

【定　員】
50名（※先着順・定員になり次第締め切らせて頂きます）

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