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加盟の際の基礎知識

13.フランチャイザー訪問

フランチャイザー訪問の意義と目的

フランチャイザー訪問は加盟するフランチャイザーを決定するための、情報収集の一環として行うものである。事前収集した資料のみでは知り得ないフランチャイザー企業の実態や社風を、肌で体感できる貴重な手段である。複数のフランチャイザーを訪問し、比較することで、それぞれの特徴がつかめる。

 

フランチャイザー訪問のポイント

フランチャイザー訪問時のポイントとしては、次のような事項があげられる。

①事前調査をきちんと行う

②企業の雰囲気を感じる

アポイント時の電話の応対から意識して企業を見ることが重要である。本部訪問の際には、受付の対応、社内の清掃・整頓状況等をみる。社内に活気はあるかという視点で雰囲気をみることも重要である。

③フランチャイジー開発担当者の対応

質問には誠意を持って応じてくれたか。納得のいく話ができたか、対応者は信頼できそうな人であるか等を判断する。
なお、この時点で加盟契約を勧められても、絶対に署名・捺印してはいけない。口頭であっても法律上は契約が成立するので、安易な発言はしないことである。逆に、担当者の口頭での約束は、後日、実行されることは少ないと考え、信用しないことが重要である。

④事後整理

後日のトラブルを避けたり、他フランチャイザーと比較して最終決断をするための資料として、訪問の内容を記録しておくことが肝要である。

フランチャイザー訪問の主な質問事項

  • ①フランチャイジーの収支状況 → 実際の売上高・利益
  • ②フランチャイジーの支援体制 → 特に不振店対策の内容
  • ③フランチャイジーに求める資質
  • ④複数店展開オーナーの有無
  • ⑤フランチャイザーの財務の健全性 → 成長期か安定期か
  • ⑥フランチャイザーの今後のフランチャイズチェーン展開方針
  • ⑦フランチャイジーリスト

 

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