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フランチャイズ用語集

「ま行」

 

マスター・フランチャイズ契約

フランチャイザーが、特定の地域において開発力を有する者に対し、フランチャイザーに代って、その地域内でフランチャイジーを募集する権利を与えることを主たる内容とする契約のことである。フランチャイザーとこの契約を結んだ者は、マスター・フランチャイジーやエイア・ディベロッパーなどと呼称され、これらの者との間でさらにフランチャイズ契約を締結した者が、末端のフランチャイジーとなる。この契約が対象とする地域の範囲に限定はないが、フランチャイズ事業を国際的に展開しょうとする際に締結される場合は、通常国家ないしそれに準じた地域(あるいは複数の国家にまたがるような広大な地域のこともある)が対象になる。
参照:サブ・フランチャイザー

 

マニュアル

一般的には小冊子、便覧、必携、手引き等のことをいう。フランチャイザーは、店舗運営マニュアル、商品管理マニュアル、接客マニュアル、製造(加工)マニュアル等々のマニュアルをフランチャイジーに提供する。これらのマニュアルは契約書の一部である運営規則や運営規程とは異なり、そのフランチャイズ・システムにおける1つの道具である。
フランチャイザーがフランチャイジーに貸与その他の形で提供するマニュアルは、フランチャイジーおよびその従業員がそれを読み、または見て、フランチャイズ事業運営上の作業、動作、事務その他の仕事をそのフランチャイズ・システムが定めるまたは期待する標準にそって、正確、確実かつ効率的に実施するために、仕事を行うための基本的・基礎的な手順、手続、方法等を具体的・実際的に記載したもので、その表現方法、形式および体裁はフランチャイジーおよびその従業員が実際に活用しやすいことを旨として作られる。

 

マルチ商法

いわゆるねずみ講に商品販売を組み合わせたようなものである。2以上のランクがあり、上位ランクほど負担も大きいが利益も大きい仕組みになっている。
商品を購入した人が、自分もまた商品の買い手を探し勧誘を繰り返すことで、ピラミッド式に組織を拡大する商法である。勧誘した加入者が増えると階層が上がり、マージンが多く入る仕組みで、組織拡大のためのトラブルも多い。特定商取引法の規制があり、書面を受け取ってから20日間は、クーリング・オフが可能となっている。アメリカから上陸したネットワークビジネスも友人に商品を紹介することを主眼にしているが、これもマルチ商法の一種であり、マルチまがい商法ともいわれている。

 

ミステリー・ショッパーズ

ビジネスやサービスについて、買物客を装いながら店舗の実態を観察し、評価する外部の面接者のこと。営業数値だけでは把握できない顧客サービスの評価や改善のために、日常の店頭における顧客への対応状況をチェックする方法として活用されている。

 

無店舗販売

店舗を構えずに販売する営業様式。屋台、通信販売、巡回・訪問販売、カタログ販売、インターネット販売等がこれに当る。特約店、代理店方式によるチャネル拡大が多く、フランチャイズ事業方式として加盟店を募集する場合には、サービス業フランチャイズに見られ、投資額が少ないというメリットがある。

 

モデル収支

本部が加盟希望者に事業の収益性を説明する際に提示する、収入と支出の標準的な例のことである。加盟を判断するための情報の一つであるが、実際は規模も立地も人材の質も個々に違うから、モデル収支どおりになることはない。あくまでも目安であることを肝に銘じてもらいたい。なお、モデル収支を示さない本部もある。

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